検索フレーズで、ウオンツを想像しろ
インターネットで稼ぐには、ネットの向こうにいるお客様が、一体何を求めているのか考える必要がある。
そのためのヒントとなるのが、アクセス解析の「検索フレーズ」というヤツだ。
物販アフィリで稼ぐにしろ、アドセンスなどのクリック広告で稼ぐにしろ、お客さんがネットの向こうから自分のサイトへやってきてくれないと話にならない。
ところが自分のサイトの価値というのは、自分ではよく分からないものなのだ。
自分の後ろ姿や後頭部がどういう風になっているのか分からないのと同様に。
しかしそれを探るヒントがあって、それが検索フレーズなのだ。
検索フレーズを見ると、自分のサイトの強みというのがよく分かる。
というのもそのキーワードやフレーズというのは、他のサイトと比べて何らかの優秀性を持っているはずだからだ。
何かの情報を求めている人が、それを調べようとして検索エンジンを使った。
その検索結果のうちから自分のサイトが選ばれたと言うことは、何らかの有用な情報が自分のサイトにあると考えたからだろう。
実際に検索者の欲しかった情報だったかどうかは分からないが、とにかくそこに自分のサイトの優位性があるわけだ。
一粒で二度美味しいキーワード
二度あることは三度あるという。
アクセスだって、一度あったアクセスは二度も三度もあることが多い。
それはそれで良いのだが、果たしてそこで止まって良いものか。
検索エンジンからやってきた訪問者に、十分な情報を提供できていればいいのだが、もしかしたら十分でないかも知れない。
となると、その検索フレーズにもっと適したページやサイトを作れば、もっとアクセスが増やせるんじゃないか?ってことになる。
同じサイトでページを増やしてもいいし、別のドメインや別ブログで別サイトを立てても良い。
同じドメインや同じブログで似たようなことを書いても、検索エンジンでは一つのドメインから2つまでしかページを表示しない仕組みになっているので、わざわざ別のドメインや別ブログを立てるわけだ。
検索フレーズそのものをサイトタイトルにしたり、ページタイトルに折り込んで作ったり、やり方は色々ある。
そうやって横に展開していけば、検索結果に自分のサイトがいくつも載ることになるので、アクセスを逃さずに済む。
また一つのサーバーがダウンしていても、別のサーバーが生きていれば、検索してくれた人の利益にもなるだろう。
ただし同じコンテンツのサイトを複数つくると、アドセンスから警告が来ることもあるので、切り口をサイトごとに変えて作る工夫も必要だ。
グーグルのヘルプページでは、品質に関するガイドラインとして「複数のページ、サブドメイン、ドメインで同じコンテンツを公開しない。
」という一文があって、アドセンスを利用する場合はこのガイドラインを遵守しないといけないのだ。