マッシュアップサイトをプランする
サイトにアクセスを集めるには、役に立つサイトを作ればいい。
そして役に立つサイトというのは、簡単に言うと情報が多くて過不足なく整理されているサイトだ。
インターネットで検索する人は、何らかの情報を探している。
それは買い物のための情報探しであったり、悩みを解決する情報だったり、遊びのための情報だったりする。
そういう「誰か」のために、便利なサイトを作ればいいしかし役に立つサイトって、そう簡単には作れないもの。
だから外部WebAPIを使ってマッシュアップサイトを作ってみる。
マッシュアップに使えるWebAPIは、様々な企業が提供しているので、その中から使えるモノをピックアップしていけばいい。
使えるWebAPIは、一々検索して捜しても良いが、一覧にして紹介しているサイトもある。
たとえばワッフルと言うサイトでは、使えるAPIをたくさん紹介してるから参考になる。
旅行に関するサイトを作ろうと思ったら、使えるAPIはこれだけあるんだな、とか、地域情報に関するサイトを作ろうと思ったら、使えるAPIはこれだけだな、とか、サイトを作る前にある程度イメージすることができる。
このサイトでは、マッシュアップサイトもたくさん紹介されているので、他の人がどういうマッシュアップサイトを作っているのかも分かる。
もちろん、ヤフーやグーグル、楽天やgoo、リクルートなどのAPIも非常に多彩だからこちらからまず捜した方が良いように思うが。
マッシュアップサイトの作り方
マッシュアップサイトを作るために、使えるAPIを選んだら、次はそのAPIを使うためのPHPプログラムを書くことになる。
基本的な書き方は、ヤフーの検索サンプルと同じだが、リクエストパラメータやレスポンス・フィールドは、WEBサービスごとに勝手に決めているものだから、一々新しいモノを作る必要がある。
ただWebAPIをたくさん提供している企業では、仕様にかなり共通部分があるので、一つ作ればあとは多少調整すれば使えることも多い。
楽天、ヤフー、リクルートなど、企業や部門ごとにリクエストやレスポンスは異なるが基本的な仕様は企業や部門ごとで共通しているので、そう言うことができる。
役に立つマッシュアップサイトを作るには、どのみち様々な企業のAPIを併用しないといけないので、楽天とヤフーの様々なAPIから情報を受け取るスクリプトを作ってユーザー関数の形にして準備しておく方が良い
- 楽天の商品検索APIにリクエストを送って結果を受けとる関数
- 楽天のジャンルごとのランキングを取得する関数
- ヤフーの検索キーワードランキングを取得する関数、
- ヤフーショッピングの商品情報を取得する関数、
そうすれば「こういうサイトが欲しいな」「こういうサイトを作ろう」と思いついたとき、すぐにサイトを作り始めることができる。