アフィリエイターに難しいことを要求するな
アフィリ初心者にA8やバリューコマースが薦められない理由は、とにかく使い勝手が悪いって事に尽きる。
毎日アフィリ作業に励むような人間にとっては、とにかくすぐに商品が探せて、すぐにリンクが生成できるようになっていないと作業が進まない。
だからとにかくシンプルで、素早く作業ができるような作りが必要だ。
なのにこういうメジャーなASPは、それがもうとんでもなく煩雑になっていたりする。
ホームページを作るときの理論として、最低でも3クリック以内に目的のページにたどり着けること(できれば2クリック以内)、と言うのがあるのだが、そう言う作りにはなっていない。
最近は多少使い勝手に気をつけるようになったのか、1ミリくらい使い勝手がマシになったところもあるが、ASP側はアフィリプログラムを提供してくれる企業の方ばかりを向いているのだろう。
だからアフィリエイターが使い易くするような抜本的な改善は、アフィリエイターが大衆化した現在でも、全く為されていないと言って良い。
ASPはアフィリエイターこそ大事にすべき
アフィリエイターというのは、企業の側から見ると、実に有り難い存在だ。
なにしろタダで自社の商品を宣伝してくれて、お客さんを自分の会社のサイトまで連れてきてくれるのだから。
特に成果報酬型のアフィリプログラムなら、売り上げが上がらない限り、支払うコストはゼロである。
自社の営業スタッフやマーケティング・スタッフが、こんな条件で働いてくれるだろうか?アフィリエイターは、売り上げが上がらなくても文句は言わないし、ストに参加して賃上げ交渉に励んだりもしない。
物凄く便利で固定費のかからないセールスマンなのだ。
だからネットで情報やノウハウを売る企業では、いかにアフィリエイターに商品を売ってもらうか、知恵を絞っている。
自社の商品をどう紹介してもらいたいか、セールスコピーを何種類も用意して、商品自体もタダで見せてくれたりする。
有力なアフィリエイターに紹介してもらえるかどうかで、売り上げが何割も変わってくるわけだから、彼らも必死である。
ところがメジャーなASPでは、相変わらず企業目線・メーカー目線でモノを考えているらしい。
だからこういうASPでは、紹介したいアフィリプログラムがあっても、提携を結ぶまでの手続きも煩雑だし、紹介文やリンクテキストもお粗末な内容ばかりになっている。