アフィリエイトは本当に気軽に始められる?
アフィリエイトは今やラットレースになってしまいました。
ラットレースというのは消耗戦です。
お金も、資源も、時間も、大量消費しながら戦い続けるレースです。
レースに参加していると気が付きませんが、レースから降りて振り返ってみると、とんでもない人生の無駄遣いだったなあと気が付きます。
アフィリエイトは、初期投資もいらないし、在庫も持たないからリスクの小さな商売だと言います。
街でお店を開くには、最低でも600万以上は必要です。
本屋であろうと学習塾であろうと、飲食店やラーメン屋であろうと、それくらいはかかってしまいます。
600万円で店が開ければまだ良い方で、1,000万以上ないと、すぐに営業に支障を来します。
それと比べると、アフィリエイトの初期投資なんて、ゼロに等しい投資でしょう。
だけど時間は確実に使います。
そして時間はタダではありません。
時間というのは、人生の一部であり、人間の命の一部なのです。
若い頃にはそんなことを言われてもピンと来ませんが、年を取ってみると、これって本当のことだったんだなあと気が付きます。
アフィリエイトを始めるには、ほんのわずかなお金しか必要ありませんが、これから投入する資本は膨大なモノになります。
じゃあ、打診買い、ちょっとやってみて様子を見れば良いんでしょうか。
1,000サイトは最低ライン
アフィリエイトをちょっとやってみる。
時間は貴重な自分の命の一部だから、果たしてこれをアフィリエイトに投入しても良いものかどうか。
それを見極めるために、ちょっとやってみよう。
そう考えるのは当然です。
じゃあ、どれくらいやってみれば良いんでしょう?有名なアフィリエイト塾のテキストの一番始めには、こんな事が書いてありました。
「まず100サイト作って、無料ブログから100本リンクを貼りましょう」。
「まず100サイト」って、じゃあ稼いでいるアフィリエイターって、いったい何サイト作っているの?って話です。
単純に1日1サイトペースで作っていたとしても、年に350サイト。
3年やっておれば、すでに1,000サイトを越えているはず。
アフィリエイト塾を始めるような人にとっては、100サイトなんて通過点ですらないのかもしれません。
100サイト作れないような人は、アフィリエイトで稼ぐ最低限度の覚悟もないって見なしているのかも。
しかし実は、これがアフィリエイトの真実なんですね。