アクセス解析ツールは何が良い?
サイトが増えてくると、アクセス解析が大変になる。
サイトを量産すると、全くアクセスがないサイトもたくさんあるし、個別ページごとにアクセス解析するのも難しくなる。
10くらいのサイトなら、1サイトあたり30ページだとしても300ページだから、個別ページに別のアクセス解析タグを仕込むことも可能だろう。
しかしレンタルサーバーを借りて、WebAPIを使って、phpスクリプトを書いて、思いつくまま物販アフィリサイトを100とか200とか量産しはじめると、そうはいかない。
個別ページに個別のアクセス解析タグを仕込むのは無理で、1サイトに1つの解析タグを入れるのがせいぜいだ。
となると、どのページにアクセスが来ているのか分からないから、次の一手の打ちようがない。
「糖質制限」でアクセスが来ているのかと思ってたが、実は「減塩」でアクセスが来ていた、なんていう変化に気づけない。
果たしてこれはどうしたものか、と思って色々やってみた。
昔は、アクセス解析と言えば、「検索ワード」や「検索フレーズ」が集められた。
ところが最近のアクセス解析では、こういった「検索ワード」や「検索フレーズ」が出なくなった。
その理由は簡単に言うと、グーグルが検索ワードを出さなくなったからだ。
アクセス解析というのは、「アクセスログ」という情報を分析して出すのだが、その中に「どのページからやってきたか」という情報が載っている。
そこでグーグルやヤフーなどのページから検索して特定のページにやってきた場合、グーグルやヤフーで検索したフレーズもURLに附属してやってきていたのだ。
なので、1つ前のページのURLを分析すれば、検索ワードが拾えていたわけだ。
ところがグーグルの仕様変更で、検索されたワードがURLに含まれなくなった。
それで一般のアクセス解析では、検索キーワードが拾えなくなったというわけだ。
では、検索キーワードを調べる方法はないのかというと、ある。
それがグーグルの「Search Console」というサイトだ。
ここに自分のサイトを登録して、サイトマップも登録しておくと、検索キーワードを調べることができる。
さらにサーチコンソールは、Googleアナリティクスとも連携できるようになり、色んなことができるようになっていく途中だ。