アクセスランキングを表示する
自前でアクセスログからアクセスランキングを作る。
ようやくランキングを作って表示するところまで来た。
ここまでを振り返ると、
- サーバーにアクセスログ（生ログ）を出力させる
- サイト別に作られている生ログを軽量化して一つにまとめる
- まとめた「軽量化生ログ」をダウンロードしてきて、日別アクセスログファイルを作る
- パターンマッチで、ランキングを作る日別ファイルを選ぶ
- 選んだファイルのアクセスログから必要部分を抜き出した配列を作る
と言うところまで進んだ。
そしてここからは、
- 作った配列からページ別のアクセス数をカウントする
- カウントしたアクセス数を降順にソートして、表示する（終わり）
となる。
ページ別アクセス数をカウントする
array_column関数と、array_count_values関数を使って、アクセス数を数える。
array_column関数とは、配列の中の特定のキーの値だけを取り出して配列化する関数。
array_count_values関数とは、配列の中の値の出現回数をカウントして、それを配列にしてくれる。
ただし空行があったりすると、警告が出るので、＠を付けてエラーメッセージが出ないようにしている。
確認のため、配列を表示してみると、こんな感じ
日別アクセスランキングの表示
アクセスログの出力例
こういう感じで、アクセスがあったページが全部表示される。
表示するだけでメモリーとやりとりしていないため、処理時間は1秒未満で済んでいる。
ソート順を変えれば、ページ毎のアクセス数の一覧も、もちろん作れるし、10回以上とか20回以上だけ表示させることも可能だ。
ということで、次はアクセス数の一覧を表示するPHPスクリプトを作ってみる。
